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リバプールFW父親の誘拐事件はELNの犯行…5日間経過も行方わからず

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FWルイス・ディアスのユニフォームを掲げるFWディオゴ・ジョタ

 コロンビア政府は2日、リバプール所属FWルイス・ディアスの父親が反政府組織の民族解放軍(ELN)に誘拐されたと発表した。イギリス『BBC』によると、行方が分からなくなって5日間が経った今もなお、行方は分かっていないという。

 ディアスの父親であるルイス・マヌエル・ディアスさんは10月28日、地元のガソリンスタンドに立ち寄ったところで妻のシレニス・マルランダさんとともに銃を突きつけられ、誘拐された。その後、妻は誘拐犯が残した車の中で見つかり、保護されたが、本人は連れ去られていた。

 コロンビア政府の発表によると、犯行はコロンビアで長年活動しているゲリラ組織ELNによるもの。監視カメラを解析した結果、バイクに乗った男たちが夫妻の乗った車を追いかける様子が記録されていたという。

 コロンビア政府は今年初め、ELNとの停戦に合意し、8月に発効したばかりだった。交渉を続けているコロンビア政府代表団の担当者は即時解放を要求し、声明で「誘拐は国際人道法に反する犯罪行為だ。誘拐を止めるだけでなく、永久に撲滅することが現在の和平プロセスの一環としての義務であることを再確認したい」と伝えている。

 誘拐事件を受け、ディアスはプレミアリーグ前節のノッティンガム・フォレスト戦、カラバオ杯ラウンド16のボーンマス戦を欠場。ノッティンガム・フォレスト戦ではゴールを決めたFWディオゴ・ジョタらチームメートがユニフォームを掲げ、連帯を示していた。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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