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2人死亡のブリュッセル銃撃事件、警察が犯人射殺と現地報道…近隣開催EURO予選は前半で中止に

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スタジアムで安全を確保するサポーター

 16日に行われたEURO2024予選・ベルギー代表スウェーデン代表の試合前にブリュッセルで発生した銃撃事件について、犯人が射殺されたようだ。現地メディア『RTBF』が伝えている。

 この事件ではスウェーデン人の2人が死亡。犠牲者がスウェーデン代表のユニフォームを着ていたとする報道もあり、試合観戦のためにベルギーを訪れたなかで凶弾に倒れたとみられている。

 近隣のボードゥアン国王競技場で行われた試合はスウェーデンの申し入れにより、1-1の前半終了をもって中止に。サポーターは安全確保のためスタジアム内で一時待機となった。フランスメディア『BFM TV』は、視察に訪れていたスタッド・ランスのウィリアム・スティル監督も騒然とする会場にいたことを伝えている。

 その後犯人は逃走中となっていたが、『RTBF』は現地時間17日午前9時30分ごろに地元警察の発砲により確保されたと報道。救命処置を行うも犯人は死亡した。複数の報道によると、凶悪な事件を起こしたのはチュニジア出身でベルギー在住のアブデサレム・ラスエド(45)で、イスラム過激派組織に触発されて犯行に及んだとされている。

●EURO2024予選特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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