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W杯予選明けの久保建英も先発! ソシエダが公式戦3連勝、セビージャは終盤にS・ラモスら2人が同時退場

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MF久保建英(写真右)とDFセルヒオ・ラモスがマッチアップ

[11.26 ラ・リーガ第14節 ソシエダ 2-1 セビージャ]

 ラ・リーガは26日、第14節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダセビージャを2-1で下した。日本代表として北中米ワールドカップアジア2次予選に出場していた久保もさっそく先発出場し、後半39分までプレー。攻守に奮闘してホームでの勝利に貢献した。

 国際Aマッチウィーク明け最初の公式戦。21日にサウジアラビア・ジッダで北中米W杯アジア2次予選・シリア戦に先発出場し、先制ゴールを挙げていた久保もスターティングメンバーに名を連ねた。

 この日も久保の右サイドにマークが集中する中、ソシエダは左サイドを中心に攻撃を展開。前半3分、深く押し込んだ波状攻撃からMFミケル・メリノがMFドディ・ルケバキオのファウルを受け、FKを獲得すると、MFアンデル・バレネチェアが角度のないところからシュートを選択。GKマルコ・ドミトロビッチが弾いたボールがネットに入り、オウンゴールで先制した。

 さらに前半22分、ソシエダはDFアマリ・トラオレが斜めのパスを差し込み、これをFWウマル・サディクがバイタルエリアで受けると、右に持ち出して右足一閃。ドライブ回転のミドルシュートがゴール右隅に突き刺さり、追加点を奪った。サディクはこれが今季初ゴール。エースのFWミケル・オヤルサバルが代表戦の負傷でベンチに回った中、昨季を膝の長期離脱で棒に振ったストライカーが結果を出した。

 ところが後半15分、劣勢だったセビージャが1点を返した。ハイボール攻勢から左サイドのDFアドリア・ペドロサがボールを拾うと、クロスボールにFWユフス・エン・ネシリが反応。高い打点からのヘディングシュートを放ち、DFロビン・ル・ノルマンに当たったボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 その後は再びソシエダが攻勢を展開し、久保が左右に顔を出しながら決定的なクロスも上げるが、なかなかゴールには迫れない。久保は後半31分、エリア内でようやくフリーでボールを受けられたが、左足シュートはドミトロビッチの正面。同37分には中盤で前を向くと、果敢なドリブルを仕掛けてDFセルヒオ・ラモスのファウルを誘い、イエローカードを出させていた。

 さらに後半38分、久保は中盤でボールを奪ってドリブルで独走し、エリア内まで持ち運んでシュートを狙うも、これもドミトロビッチがファインセーブ。ここで久保は交代となり、FWモハメド・アリ・チョーが投入された。

 すると後半42分、セビージャはMFブライス・メンデスに足裏でタックルしたS・ラモスがVAR介入の末に一発退場。さらに抗議したDFヘスス・ナバスにも退場処分が下され、2人が一挙にピッチを離れるアクシデントに発展した。そのまま試合はタイムアップ。ソシエダが国際Aマッチウィーク明けの一戦を制した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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