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久保建英の終盤決定機はGKに阻まれる…ソシエダはスコアレスドローで連勝ならず

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MF久保建英

[12.17 ラ・リーガ第17節 ソシエダ 0-0 ベティス]

 ラ・リーガは17日、第17節を各地で行い、MF久保建英所属のソシエダベティスと0-0で引き分けた。久保は右サイドハーフでフル出場し、攻撃で随所に見せ場を作ったが、2試合連続ゴールとはならなかった。

 前節のビジャレアル戦(○3-0)で1ゴール1アシストを記録した久保は2試合連続で先発出場。前半18分、さっそくビッグチャンスを作った。右サイド大外での細かいパスワークからゴールライン際までえぐり込むと、相手DFシャディ・リアドに倒されながらラストパス。だが、これはゴール前の味方にわずかに合わず、主審にファウルを取ってもらえなかった。

 その後はベティスのカウンター攻撃に何度も晒されたソシエダは前半25分、久保のスルーパスに抜け出したDFアマリ・トラオレがクロスを送り、FWアンドレ・シウバがダイレクトで流し込むも、A・シウバにオフサイドの判定。同34分、MFマルティン・スビメンディのミドルシュートも右ポストに弾かれ、得点機会を逃した。

 さらにソシエダは前半41分、久保が右サイドから相手3人を引き連れながらドリブルでカットインし、スルーパスにFWミケル・オヤルサバルが反応。ゴール前まで持ち込み、横パスをA・シウバが沈めた。だが、今度はオヤルサバルがオフサイド。0-0のままハーフタイムを迎える形となった。

 それでも久保は後半も勢いを失わず、3分に鋭いカットインからDFアブネル・ビニシウスのファウルを誘い、ゴール正面でFKを獲得。キッカーはオヤルサバルが務め、壁の間を見事に射抜いたが、GKルイ・シウバに触れられ、右ポストに弾かれた。

 後半10分過ぎからはベティスに押し込まれる時間帯が続いたが、GKアレックス・レミロのスーパーセーブでピンチを回避。同24分には久保がカットインから鋭いミドルシュートを狙うも、わずかに枠を外れた。終盤も久保が右サイドで違いを見せ、攻撃を前進させたが、FWウマル・サディクとの連係が合わない場面が続く。

 後半44分、久保にペナルティエリア内で左足シュートを放つチャンスがようやく訪れるも、GKのスーパーセーブに阻まれると、二次攻撃からS・サディクが決めるもオフサイド。そのままタイムアップを迎え、ソシエダはホームで勝ち点1にとどまった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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