beacon

PK獲得のサンチョが「ボールをくれ!!」と要求も…フュルクルク「今日は僕が蹴るよ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWジェイドン・サンチョとFWニクラス・フュルクルク

 ドルトムントのFWジェイドン・サンチョとFWニクラス・フュルクルクがPKキッカーを巡って口論になる場面があった。独誌『キッカー』が伝えている。

 今冬、マンチェスター・Uから古巣のドルトムントにレンタルで復帰したサンチョ。復帰初戦となった13日のブンデスリーガ第17節ダルムシュタット戦では、途中出場でMFマルコ・ロイスの得点をアシストするなど、いきなり“結果”を残した。

 そして、20日の第18節ケルン戦ではスタメンに名を連ねると、1-0とリードして迎えた後半13分にはPA内で仕掛けてPKを獲得。自ら得たPK、復帰後初ゴールを奪いたい気持ちもあり、ボールを持ったFWニクラス・フュルクルクに対し、「ボールをくれ!!」と要求した。しかし、フュルクルクはキッカーを譲らなかった。

 フュルクルクは「(PKキッカーには)実は少しだけ順番があり、普段はマルコ(・ロイス)、エムレ(・ジャン)、僕が一番なんだ」と説明。「彼(サンチョ)は自分が蹴ってもいいかと聞いてきたけど、『いや、今日は僕が蹴るよ』と言ったら、彼はすぐに『分かったよ』と言ってくれて、僕の背中を押してくれたんだ」と続けている。

 フュルクルクが鮮やかにネットを揺らすと、サンチョも歓喜の輪に加わって喜びを分かち合ったように大きな問題にはならず。フュルクルクは「彼は問題なく決めただろうし、復帰後の初ゴールを決めたかったはずだ。ただ、それは間違いなく来週になるだろう」とサンチョのゴールに期待を寄せた。

●ブンデスリーガ2023-24特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP