レアル・マドリーのMFトニ・クロースがドイツ代表復帰の可能性について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。

　ドイツ代表として2014年のブラジルW杯優勝に貢献するなど長年にわたって活躍し、2021年夏に代表引退を表明したクロース。今夏に母国で開催されるEURO2024での代表復帰が噂される中、13日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ラウンド16第1戦ライプツィヒ戦に向けた会見で次のように語った。

「決断を下さなければいけないし、何をするかたくさん考えなければいけない。自分の状態や個人的なプランなど、いろいろなことに左右されるけどね…。僕はこれまでずっと、できる限り高いレベルでキャリアを終えたいと言ってきた。1年前に下した決断にはまだ満足しているよ。今の瞬間を楽しんでいるし、非常にうまくいっているので、もう少し決断するための時間がほしい。復帰の可能性はある。でも契約延長の時と同じように、今はまだ分からない」

　レアルとの契約は昨年夏に2024年6月30日まで1シーズン延長。来季以降の去就に関しても「まだどうするか分からない。まだ何も決めていない。多くの人がもう1年プレーしてほしいと望んでくれているのでとても嬉しいよ。それはポジティブな兆候だ。調子はいいが、まだ決断はしていない」と、現時点で未定だと明かした。

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