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伊東純也がアシストもスタッド・ランスは公式戦5戦未勝利…相手サポの危険行為で一時中断も

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スタッド・ランスは勝利から遠ざかっている

[2.18 リーグアン第22節 スタッド・ランス 1–1 RCランス]

 スタッド・ランスは18日にリーグアン第22節・ RCランス戦を行い、1-1で引き分けた。FW伊東純也は先発出場してアシストを記録し、FW中村敬斗は後半途中からの出場となった。

 日本代表の伊東と中村にとってアジアカップ後初のホームゲーム。ウィリアム・スティル監督はスタッド・ランスでのリーグ戦50試合目の指揮となった。試合は拮抗した展開のまま進むと、前半31分にRCランスサポーターが発煙筒や花火を大量に使用する危険行為をしたことで一時試合が中断。およそ2分後に再開された。

 すると迎えた前半41分、伊東が右サイドでボールを受けて縦に持ち運ぶ。相手DFのタイミングを外してGKとディフェンスラインの間に鋭い低弾道クロスを蹴り込むと、FWウマル・ディアキテが合わせて先制に成功した。伊東は今季5アシスト目となっている。しかし前半アディショナルタイム、RCランスのFWウェスレ・サイードに同点弾を許して1-1で試合を折り返した。

 後半21分、再び伊東とディアキテのホットラインがゴールに迫る。伊東の絶妙なスルーパスにディアキテが抜け出してGKと1対1になり、GKの逆をつくゴール右へシュート。しかしわずかに枠を外れて得点には至らなかった。直後の同22分、伊東がボールを離した後に後方からチャージしたDFファクンド・メディナにイエローカードが提示された。伊東は2試合連続で相手選手への警告を誘発しており、対峙する守備陣に脅威を与えている。

 ウィリアム・スティル監督は後半26分に中村を投入し、勝ち越しを狙う。しかしゴールは生まれず、伊東は後半43分に交代。ホームサポーターからは大きな“イトウ”コールが送られた。試合は1-1で終了。スタッド・ランスはリーグ戦4試合、カップ戦を含めると公式戦5試合勝利なしとなっている。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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