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劇的決勝弾もユニ脱いで退場…マンUディアロ「最初のイエローを忘れていた」

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マンチェスター・ユナイテッドのMFアマド・ディアロ

 マンチェスター・ユナイテッドのMFアマド・ディアロが劇的なゴールを奪取し、リバプール撃破の立役者となった。

 17日のFA杯準々決勝でマンチェスター・Uはリバプールをホームに迎えた。ベンチスタートとなったディアロに出番が巡ってきたのは、1-2と1点のビハインドで迎えた後半40分だった。

 42分にアントニーのゴールでマンチェスター・Uが追い付き、延長戦ではともに1点ずつを加えて3-3で終盤へ。そして、延長後半15+1分、土壇場でディアロが眩い輝きを放つ。

 リバプールのCKの流れから、セカンドボールをMFアレハンドロ・ガルナチョに預けるとカウンターを発動。スピードを上げたガルナチョが敵陣PA手前まで運ぶと、並走したディアロがパスを呼び込む。PA内へと持ち込み、左足から放たれたシュートはゴールマウスへと吸い込まれ、劇的な勝ち越しゴールが生まれた。

 歓喜のディアロはユニフォームを脱いでしまい、2枚目の警告で退場となったが、チームはそのまま逃げ切って4-3の勝利を収めた。

 英紙『ミラー』によると、殊勲のディアロは『ITV』のインタビューで「素晴らしい試合だったね。シーズン最高の試合の一つだったので嬉しいし、キャリアの中で最高のゴールだったと思う」と振り返るとともに、「最初のイエローカードを忘れていたんだ。レッドカードをもらったのは本当に残念だったけど、一番大事なのは勝利を手にすることだった」と続けている。

 なお、退場となったディアロだが、FA杯の規定では次の国内での試合で出場停止が消化されるため、4月20日または21日に開催されるFA杯準決勝には出場可能となる。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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