今季限りでの退任を発表しているリバプールのユルゲン・クロップ監督の後任として、ニコ・コバチ氏の名前が浮上しているようだ。英『デイリー・メール』が伝えた。

　クロップ監督が今季限りでの退任を発表すると、後任候補としてクラブOBのシャビ・アロンソ氏の名前が挙がった。しかし、レバークーゼン残留を正式表明。その後もロベルト・デ・ゼルビ監督(ブライトン)、シモーネ・インザーギ監督(インテル)らの就任が噂され、先日にはスポルティングのルベン・アモリム監督と口頭合意に達したと報じられた。だが、アモリム氏自身がこの報道を否定している。

　リバプールは候補者との正式な交渉には着手していないようで、希望する候補者の情報やデータを収集しながら、しっかりとした調査を行っている模様。そんな中、急浮上してきたのがコバチ氏の名前だという。

　現役引退後に指導者の道を歩み始めたコバチ氏はクロアチア代表やフランクフルト、バイエルン、モナコなどの指揮官を歴任し、先月までボルフスブルクを率いていた。なお、コバチ氏の代理人が現在ロンドンに滞在中とのことで、プレミアリーグのクラブに売り込みを行っているようで、リバプールの後任候補として名前が挙がっているようだ。

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