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やっと勝った…公式戦10戦ぶり勝利!!長友フル出場のインテル、ついに公式戦未勝利をストップさせる

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 セリエAは9日、第27節1日目の2試合を行った。日本代表DF長友佑都の所属する7位のインテルは10位のキエーボと対戦し、2-0で勝利した。インテルの勝利は1月22日のラツィオ戦以来、公式戦10戦ぶり、日数にして47日ぶりとなった。長友もフル出場で勝利に貢献した。インテルは次戦の13日に行われる欧州CL決勝T1回戦第2戦マルセイユ戦に弾みをつけた。もう1試合、ナポリ対カリアリに一戦は6-3でナポリが勝利している。

 前節カターニア戦では2点ビハインドからドローに持ち込み、公式戦の連敗を5でストップさせたインテル。リズムの戻りつつあるチームは、試合序盤から小気味良いパス回しでゴール前に迫る。すると13分、インテルは7試合ぶりの先制のチャンスを迎える。右からのCKのチャンス。2試合ぶりの先発復帰となったMFスナイデルがゴール前に入れたボールのこぼれ球をDFルシオと競り合った相手DFフランチェスコ・アチェルビがペナルティーエリア内でハンド。インテルはPKのチャンスを得る。蹴るのはFWミリート。しかしミリートがゴール正面に蹴ったボールはGKジャコポ・コレッタが左手で弾き、インテルは最大のチャンスを逃してしまう。

 その後もボール支配率を高めて攻めるインテル。しかし18分のスナイデルのミドルシュートがバーに嫌われるなどスコアを動かせない。長友も積極的な攻撃参加を見せた。32分には左サイドをドリブル突破し、フリーの状態でゴール前で待つFWフォルランにクロスボールを送るが、得点には結びつかず。試合は0-0でハーフタイムを迎えた。

 後半に入っても試合はなかなか動かない。後半8分、スナイデルがファーサイドのMFアンドレア・ポリにクロスを送るがわずかに合わず。その後ゴール前で得たFKもスナイデルのシュートは枠を外れた。

 後半26分、インテルはリーグ戦ここ3試合、2勝1分けで1失点と好調のキエーボDF陣を崩そうと、フォルランに代えてFWジャンパオロ・パッツィーニを投入し前線をフレッシュにさせる。しかし試合は0-0のまま淡々と流れた。

 スコアレスドロー決着の見え始めた後半42分、ようやく試合が動いた。右サイドからのCKをフリーで飛び込んだDFワルテル・サムエルが頭で合わせて先制。さらに45分、右サイドからゴール前に上がったクロスをミリートが頭で合わせた。終了間際に意地を見せたインテルが2-0で試合をものにした。

キエーボ 0-2 インテル
[イ]ワルテル・サムエル(87分)、ディエゴ・ミリート(90分)

ナポリ 6-3 カリアリ
[ナ]マレク・ハムシク(10分)、パオロ・カンナバーロ(19分)、オウンゴール(30分)、エゼキエル・ラベッシ(56分)、ワルテル・ガルガノ(70分)、クリスティアン・マッジョ(84分)
[カ]ホアキン・ラリベイ3(37分、77分、90分)


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