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最下位チームとの試合で不発に終わった岡崎「判断ミスが多かった」

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 ブンデスリーガは9日に第25節1日目を行い、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳の所属する8位シュツットガルトはホームで最下位のカイザースラウテルンと対戦した。岡崎は左MFで6試合連続、酒井も左SBで5試合連続の先発出場を果たしたが、0-0のスコアレスドローに終わった。

以下、試合後のコメント

●FW岡崎慎司
「後半行き詰まった時にどうにかしたかったが、判断が悪くミスが連発した。後半は僕的には悪かったなと思う」

―前半のサッカーの良さは?
「良かった部分も多かったという感じ。回させられている感もあったが、3人目を使ってクロスまで行けていた」

―いいクロスを入れたが?
「そうですね。それが後半セカンド拾われて、後手にまわった。切り替えが向こうは速かった。守備的だったのもあるけど切り替えが速かった、自分たちは打開点を見いだせなかった。ミスするにしても仕掛けてミスをしたかった。判断ミスが多かったと思う」

―ミスが多いということについて。
「周りを探して判断することにチャレンジしているから、そこでミスしているかもしれないけど、続けていれば、打開出来るところが出来ると思う。ボールをもらう回数が増えてるからミス自体も増えてる。それを納得の行くミスにしたい。今は消極的なミス。自分のところで打開が少ないというのはミスが多いということだと思う」

―相手の守備は人数はいるがそこまで固くはなかった。
「そうですね。自分たちが先制点をとれなかった。これまでの試合も先制点をとれていなかったらこうなっていた可能性もあったと思う。今日は、もとからあった課題が出たと思う。こういうところで爆発して勝たないと行けない」

―日本代表のことについて。
「今日本代表でも、みんな自分たちがチームでやっていることを出そうとしている。その上でまとまるのが難しい段階に来ている。話したわけではないのがそういうのを感じる。だから自分は合わせられるようにならないと。たしかに点をとるのは自分の仕事だけど、他のところで穴を埋められる選手にならないと。そういう選手がそろっているチームが強いチームだと思うし。点をとるためでなく勝つために点を取りたい。そういうことって海外でやってる人はみんな感じてると思う。自分はより考えないと通用しないと思う。アジアでもベストを尽くさないと勝ち抜けないと思う。そういう判断という点で今日はだめだった」

―W杯予選の組み合わせについて。
「どこがきてもイメージ出来ない。ウズベキ、カタールとはやりたかった気がするが。やってないチームとやることはどういうチームかわからないのでいいかなと思う。どっちにしろ自分たち次第。我が強い選手が集まった時に、合わせすぎても我を出しすぎても難しい」

(取材・文 了戒美子)
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