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内田は途中交代…シャルケはなんとかドローに持ち込むも連勝は3でストップ

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 ブンデスリーガは1日、第28節3日目を行い、日本代表DF内田篤人の所属する3位シャルケ04は敵地で11位ホッフェンハイムと対戦し、1-1で引き分けた。この日の試合で4位ボルシアMGが敗れたため、3位の座は守ったものの連勝は3でストップ。なかなか見せ場をつくれずに、3月29日に行われたEL・ビルバオ戦(2-4)の敗戦を引きずる形となってしまった。内田は公式戦7戦連続の先発出場を果たすも、前半の接触プレーで腰を痛めると攻守に渡り精彩を欠き、後半10分に退いた。

 この日のシャルケは、ここ最近のリーグ戦でみせていたような勢いを出せず。序盤から押し込まれるシーンが続いた。前半12分にはMFドラクスラーが左サイドをドリブルで駆け上がり、ようやくシュートを放つ。これはGKに弾かれた。その後、FWフンテラールも決定機を迎えたが、シュートはゴールネット上へ外れた。内田は攻守に渡って精彩を欠き、本来のプレーをみせることはできない。安易なパスミスやトラップミスからボールを失うシーンも続いた。

 すると前半30分、右サイドを攻め込まれるとPA内へ切れ込んだFWスベン・シップロックをGKウンナースタルが倒してしまい、PKを献上。ELのビルバオ戦でGKヒルデブラントが負傷したため、故障明けで6戦ぶりにゴールマウスを守ったウンナースタルだが、PKを止めることはできず。FWセヤド・サリホビッチに逆をつかれると、0-1とリードを奪われた。そのまま前半を折り返す。

 後半に入っても、なかなか流れは変わらない。すると後半10分に内田は交代。前半の接触プレーで腰を痛めていた影響からか、代わってMFヘーガーがピッチへ送られた。同12分にはようやくシャルケがチャンスをつくる。FWフンテラールのパスをPA左で受けたFWラウルが浮き球パス。ファーサイドのFWファルファンがシュートを放つがGKに左足一本で止められた。これで得たCKからも決定機を迎えたが、相手の好守にはばまれた。

 流れを変えたいシャルケは後半19分にはMFホルトビーに代え、FWオバシ。同31分にはドラクスラーに代わり、FWマリカをピッチへ送る。すると後半35分、この交代が功を奏した。左サイドからドリブルで仕掛けたオバシがPA内でDFベックに倒され、PKを獲得。これをフンテラールがゴール左に流し込み、1-1に追いついた。

 後半終了間際の44分には距離がある位置からのFK。DFフクスが直接狙う。低い弾道のシュートはGKが横っ飛びでセーブした。逆転はならずに1-1で試合は終了。悪い流れながらもなんとか引き分け、勝ち点1を手に入れた。

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