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五輪か所属チームか…大津「難しい問題」

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 ブンデスリーガは15日、第31節3日目を行った。MF大津祐樹の所属する4位ボルシアMGはホームで16位ケルンに3-0で快勝。5試合ぶりの勝利で勝ち点を56に伸ばし、3位シャルケと勝ち点1差に迫ると、残り3試合で5位シュツットガルトとの勝ち点差7をキープし、来季の欧州CL出場権獲得をほぼ確実にした。なお、大津は7試合ぶりにベンチ入りしたが、出番はなかった。

以下、試合後のコメント

「久しぶりに勝ったので良かったです。チャンスが来そうと思ったが、ケガ人がいて難しくなった」

―2番手くらいの交代でチャンスが来ると思った?
「その次じゃないですか? でも、チームがCLが懸かっているので一戦一戦、大事になる」

―5位シュツットガルトの好調は刺激になっていた?
「チームが勝ててなくて、雰囲気がよくなかった。今日勝って、良くなったと思う」

―個人的な状況は?
「練習中から必死にアピールして、ベンチには入れたが、毎日が戦い。チームが良くても悪くても、自分のコンディションを保つのが大事。試合に出ることが大事なので、毎日頑張ってる感じです」

―苦しい?
「苦しいというか。苦しくないわけじゃないが、ネガティブに考えても仕方がないので、そういう気持ちはあんまりない。毎日が勝負。チーム状態が悪くなって、メンバーに入れたり入れなかったり、他の人が入らなくなったりすることもあるので、練習のアピールが大事。今はそれだけ」

―五輪については?
「難しい問題。シーズンが始まっちゃうので。というかキャンプが始まる。難しいですね。行きたくないわけじゃないし」

―アピールの時期でもある。
「キャンプのスタートはとても大事。そこでアピールしたい気持ちもある。そこが唯一のアピール。練習試合もシーズンに入ったらなくなるから、どこでアピールするかといったら、そこしかない。もちろん五輪に出たい気持ちもある。もちろんそこでアピールすればいいのだが……。行った場所で結果を残せばつながると思う」

―次節はアウェーでドルトムント戦だが?
「試合に出られれば楽しみ。スタジアムも良いですし。楽しみといえば楽しみです」

(取材・文 了戒美子)
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