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「ビッグロンドンダービー」はスコアレスドローに終わる

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 プレミアリーグは21日、第35節を各地で行った。勝ち点64の3位アーセナルは同57の6位チェルシーと対戦。アーセナルのホーム・エミレーツスタジアムで行われた「ビッグ・ロンドン・ダービー」は、お互い見せ場をつくれないまま試合は流れ、0-0のスコアレスドローに終わった。

 18日の欧州CL・バルセロナ戦(1-0)から中2日でこの日を迎えたアウェーのチェルシーはGKペトル・チェフ、DFガリー・ケーヒル、DFジョン・テリー以外、先発メンバー8選手を入れ替えて試合に挑んだ。1トップはFWディディエ・ドログバに代えてFWフェルナンド・トーレスが起用された。

 前半はアーセナルがチャンスの数では上回った。前半13分、右サイドで得たFKをFWウォルコットがファーサイドに蹴りいれると、走り込んだFWファン・ペルシーが左足で合わせるが枠を外れた。

 チェルシーは前半41分、左サイドからのCKをゴール前に走り込んだテリーが頭で合わせたが、ボールは枠を大きく外れていった。

 最大のチャンスは前半42分。アーセナルはファン・ペルシーがFKをゴール前に蹴りいれる。するとマークを外し、ゴール前でフリーになったDFローラン・コシールニーが頭で合わせる。しかし、シュートバーを直撃。お互い決定機を決めきれず、前半を0-0で折り返した。

 後半15分にアーセナルにアクシデントが発生する。ウォルコットが左太ももを痛めて退場。代わってFWジェルビーニョが投入された。

 その後もこう着状態は続く。アーセナルは後半25分、チェルシーは同32分までに交代カード3枚を使い切って打開を図るが、なかなかスコアを動かせない。

 後半41分、ジェルビーニョが中央を突破し、ファン・ペルシーにパス。ファン・ペルシーは切り返しでDFをかわしながらシュートを狙うもDFにカットされた。

 試合はこのまま0-0で終了し、勝ち点1ずつを積み上げるにとどまった。チェルシーは消化試合が1試合少ないが、お互いの勝ち点差は7のままとなっている。

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