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ボルトンが4試合ぶり白星で残留圏内に1差に迫る…宮市は前半のみ出場

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 プレミア・リーグは24日、第29節延期分の1試合を行った。FW宮市亮の所属するボルトンがアウェーでアストン・ビラと対戦し、2-1で勝利した。この試合はボルトンがFA杯準々決勝を戦ったため、延期となっていた一戦。2試合連続の先発出場を果たした宮市だったが、後半開始と同時にベンチに退いた。

 試合序盤、ホームのアストン・ビラがペースを握った。前半1分、右CKからMFクリス・ハードが頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。さらに22分、FWエミール・ヘスキーが右足でゴールを狙ったが、これも外れた。

 一方ボルトンは前半30分、宮市が前節スウォンジー戦(1-1)同様、厳しいタックルを受け、ピッチの外に出る。治療後すぐさまピッチに戻り、同32分にPA内右からミドルシュートを放ったが、GKの正面を突きゴールとはならなかった。

 後半開始と同時にボルトンは宮市に代えてFWケビン・デイビーズを投入した。宮市は2試合連続の途中交代となった。

 0-0で折り返した後半は、前半とは打って変わって点の奪い合いとなった。まずは後半16分、アストン・ビラはMFシャルル・ヌゾクビアがスピードを生かし右サイドを突破。ゴール前にマイナスクロスを送ると、フリーで走り込んだDFスティーブン・ウォーノックが右足で合わせて、アストン・ビラが均衡を破った。

 しかしそのわずか1分後、ボルトンは宮市に代わって出場したケビン・デイビーズがPA内で倒されPKを獲得。これをMFマルティン・ペトロフが落ち着いて決めて、試合を振り出しに戻した。さらにボルトンは後半18分、細かいパスをつなぎながらゴール前に侵入すると、最後はMFクリス・イーグルスのクロスをFWダビド・ヌゴグが合わせた。わずか3分間での逆転劇。まさに電光石火の逆転となった。

 試合はこのまま2-1で終了。ボルトンは勝ち点を33に伸ばし、残留圏の17位ウィガンに1差に迫った。さらにボルトンはウィガンと比べ、1試合未消化となっている。


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