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シメオネ:「残りのリーガすべてがファイナル」

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ベティス戦前日会見

 29日のリーガエスパニョーラ第36節、アトレティコ・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでベティスとの一戦に臨む。前日会見に出席したディエゴ・シメオネ監督は、勝ち点4差のチャンピオンズリーグ出場圏に入ることを見据えて、リーガの残り4試合「すべてがファイナル」であると話している。

 スペイン『マルカ』が、アルゼンチン人指揮官のコメントを伝えた。

「我々は全試合がファイナルとなる時期に立っている。現在のアトレティコは、休み、食べ、目前に控える試合に集中することにしか興味がない」

「木曜日(ヨーロッパリーグ準決勝バレンシア戦)に偉大な努力を見せたチームだが、明日のベティス戦でも同様の意思の強さを持って戦えるかを見てみよう。幸運なことに、試合は午前ではなく夜に開催される。もう少しだけ休みを得られるね」

 ベティスについては、次のような見解を示している。

「ベティスは競争的なチームであり、誰にも依存しない一枚岩のチームだ。彼らは残留を確実にするために勝ち点を必要としており、また3日後にはダービーを控えている。セビージャとのクラシコに向けて累積警告にリーチがかかる選手もいるが、それは我々ではなく彼らの問題だ」

 バレンシア戦で、左足首のじん帯に重度1の捻挫を負ったジエゴについても触れた。

「軽度の負傷であり、遠征メンバーに加えるつもりでいる。明日の状態を見なければ分からないが、試合で起用できる可能性は十分にある」

 また、5試合連続で招集リストに含めたBチームのFWペドロ・マルティンにも言及した。

「彼は素晴らしい刺激を受けながら練習に励んでいる。カンテラからトップチームに若手が上がるのは、素晴らしいことだ。トップチームにもポジティブなエネルギーを与えてくれるからね」

 この日に42歳の誕生日を迎えたシメオネ監督。シーズン最後の直線で、選手たちのモチベーションをどのように上げるべきかを問われると、「アトレティコ・マドリーのユニフォームを示すだけだ」と返答している。

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