エジプト代表のFWモハメド・サラーがW杯初戦に間に合うか、現状では分からないようだ。

　5月末に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝・リバプール対レアル・マドリー戦に、リバプールの一員として出場したサラーだが、前半のうちにレアルDFセルヒオ・ラモスとの競り合いの中で肩を負傷。サラーはそのままピッチをあとにし、W杯出場に暗雲が漂っていた。

　負傷当初から現在に至るまで、サラーの負傷程度についてさまざまな憶測が飛び交う中、先日に同選手は代表合宿合流。しかし、初戦のウルグアイ戦まで残り4日となる11日、サラーは依然としてチームメイトとのトレーニングを行えていない。そして同日、エジプト代表のディレクター、エハド・レヒタ氏は現段階でのサラーの状態について言及した。

「チャンピオンズリーグ決勝でモハメドが負傷して以降、我々は状態を日々チェックしてきた。昨日(10日)と今日(11日)のトレーニングに参加した彼の状態を医師とともに近くで確認し、彼は徐々に良くなっている。もちろん我々は彼がW杯最初の試合に出られることを望んでいる。しかし、今日の段階でその試合に出場できるとは発表できない」

　エジプトは15日に初戦のウルグアイ戦を迎え、その後19日に開催国ロシア、25日にサウジアラビアと対戦する。

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