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[プレビュー]2位通過はオレたちだ…C組突破をはかる、FIFAランク上位対決!!

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注目は2人の“キング”、パオロ・ゲレーロ(左)とクリスティアン・エリクセン(右)

[6.16 ロシアW杯C組 ペルー(日本時間16日25:00)デンマーク サランスク]

 C組2位の座を巡る両チームが初戦で激突する。この試合で勝ち点を失うと、グループリーグ突破のためにはC組首位の大本命であり、優勝候補でもあるフランスから勝ち点を計算せざるを得なくなる。逆に言えば、この初戦に勝利することで一気にライバルを出し抜くことができる。FIFAランクでも、11位ペルー、12位デンマークと肉薄。激戦は必至だ。

 じつに9大会ぶりにW杯へと戻ってきたペルー。南米予選ではコパ・アメリカ2連覇中の“南米王者”チリを得失点差で上回って5位に滑り込むと、ニュージーランドとの大陸間プレーオフを制した。

 その喜びもつかの間、同国の最多得点記録を持つFWパオロ・ゲレーロに薬物疑惑が持ち上がり、14か月の出場停止処分が科されてロシアW杯への出場が絶望視された。しかし、最高裁は前提措置として処分の一時的な凍結を決定。“ウルトラC”で復帰を果たした34歳の大エースは、大会直前のテストマッチで2ゴールを挙げるなど、自らの存在価値を証明している。南米予選では27得点26失点と守備の不安定さが目についたが、大陸間プレーオフからは5試合連続で無失点中と好調のまま本大会を迎える。

 同じくプレーオフを経てロシア行きを決めたデンマーク。チームの顔は、強豪・トッテナムでレギュラーをはるMFクリスティアン・エリクセン。メガクラブも触手を伸ばす背番号10が躍動すれば、それはチームが勝ち点3に近づくことを意味する。トップ下ながら、欧州予選(プレーオフ含む)ではチーム総得点の25得点のうち、約半数の11得点をマークと脅威の決定力を誇る。アイルランドとのプレーオフではハットトリックを達成するなど、大舞台での強さも光るワールドクラスだ。

 デンマークの守備陣は欧州予選12試合で9失点と安定している。最後尾に構えるのは、GKカスパー・シュマイケル。レスター・シティでFW岡崎慎司の同僚としても日本ではおなじみの守護神が、ゴールにカギをかける。

■FIFAランキング
ペルー 11位
デンマーク 12位

■対戦成績
対戦なし

■テレビ中継
フジテレビ系


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