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監督解任騒動を乗り越えたイニエスタ、「イラン戦は決勝のように」と油断は無し

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MFアンドレス・イニエスタが直前会見に臨んだ

 スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはグループリーグ第2節・イラン戦を直前に控え、会見に臨んだ。

 W杯開幕直前に起きたフレン・ロペテギ監督の解任騒動。前代未聞のハプニングにもスペインは動じず、ポルトガルとの第1節では激しい点の取り合いの末、3-3で痛み分けとなった。解任騒動について、イニエスタは「みんな忘れたいと思っている。誰にとってもよいことでなかったのは確かだし、受け入れるのも難しかった」と苦しい胸中を明かしている。

 百戦錬磨のイニエスタでさえ取り乱した出来事。34歳のスペイン人MFは「今は目の前のことに集中したい。イラン戦は決勝のようなものだ」と周囲に訴える。「もし勝てばグループ内で有利な立場になり、決勝トーナメント進出も見えてくる」と次戦の重要さを説き、「タフな試合になるだろう。だけど僕らが本当に結束したチームということ、ともに何年もやってきたチームということを忘れちゃいけない。僕らはお互いを心から信頼している」とチーム内の結束の強さを強調した。

 新監督であるフェルナンド・イエロ監督はイランの印象について、「守備面でも攻撃面でもとても強いチーム。強力なオプションをもっている。彼ら相手に得点するのは難しい」と油断はしていない。「相手はとても強い。だが同時に、私たちにも多くの強みがある。自分たちを信じてやるだけだ。(ポルトガル戦で3失点を喫したが)デ・ヘアは水曜日にもプレーする。100%の状態にあると思っているよ」と現メンバーに揺るぎない信頼を置いているようだ。

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