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「でも、そう簡単にはいかない」 奇跡を起こしたトニ・クロース、批判の声に皮肉でお返し

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劇的な決勝ゴールを叩き込んだドイツ代表MFトニ・クロース

[6.23 W杯F組第2節 ドイツ2-1スウェーデン ソチ]

 劇的な勝ち越しゴールを叩き込んだドイツ代表MFトニ・クロースは試合後、チームの批判を行ってきた大衆に対して皮肉を投げかけている。ドイツ紙『キッカー』が報じた。

 クロースは敗れればグループリーグ敗退が決まるというスウェーデン戦に先発。前半32分、自身のパスミスから失点し、苦しい状況に追い込まれた。だが後半3分、MFマルコ・ロイスのゴールで同点に追いつくと、最終盤に輝きを放った。

 後半アディショナルタイム5分、角度のないところからのFKで位置につき、クロースは短く出して壁を避ける作戦を敢行。ロイスが止めたボールに右足を振り抜き、これが見事にゴールイン。土壇場で勝ち点3を獲得し、決勝トーナメント進出に望みをつないだ。

 試合後、失点につながったミスを問われたクロースは「もちろんあのゴールは自分のせいだ」と責任を自覚。「だが、400回のパスがあれば、2回くらいはうまくいかないこともある。そのうち1つがゴールにつながってしまえば、まずいことになってしまうんだ」と弁解した。

 だが、第1戦の敗戦により、世間からの逆風に晒されていることについては、厳しい言葉が飛び出した。「最近は多くの批判を受けてきた。たしかに正しいこともあるけどね」としたうえで、「われわれが敗退して幸せになるって人もいるんだろう。でも、そう簡単にはいかない」と皮肉めいたコメントを残している。

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