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「片足だけでプレーしている選手たちもいた」クロアチア指揮官、選手の根性に感服

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死闘を演じたクロアチア代表

 ロシアW杯準決勝のクロアチア代表イングランド代表が行われ、1-1で迎えた延長戦で勝ち越したクロアチアが同国史上初の決勝に進出した。試合後、クロアチアのズラトコ・ダリッチ監督がコメントを残した。『FIFA.com』が伝えた。

 序盤に先制を許したクロアチアだが、68分にFWイバン・ペリシッチのゴールで追いつくと、迎えた延長後半にFWマリオ・マンジュキッチがネットを揺らし、2-1で試合を制した。クロアチアにとっては、決勝トーナメントに入ってから3試合連続となる延長戦。満身創痍の中でも戦い切った選手たちに対し、ダリッチ監督は感服した。

「我々のチームが示した強さやスタミナ、エナジーのレベルは凄かった。交代枠を使いたかったが、(ピッチ上の)誰もそれを求めないんだ。みんなが揃って、『いけます。まだ走れます』って言うんだよ。小さな負傷を抱えている選手もいた。2人の選手なんかは片足だけでプレーしているような状態だったが、それを感じさせなかったね!」

 クロアチアにとって、決勝の相手であるフランスは1998年大会の準決勝で敗れた相手だ。しかし、ダリッチ監督は当時のリベンジとは考えておらず、決勝でも自分たちのできることに集中する姿勢を示した。

「どちらのチームもクオリティを示したと思う。我々はリベンジなどと考えていない。これがスポーツ、これがフットボールなんだ。決勝では、我々のベストゲームをすることができるように、準備に集中していく必要がある」

 決勝戦は15日。不屈の精神で大会のサプライズとなったクロアチアは、勢いそのままに頂点に立てるだろうか。

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