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キーン氏がベルギー戦で失点関与の2選手を痛烈批判「ずさんで怠慢な守備だった」

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フィル・ジョーンズとローズを痛烈批判

 元マンチェスター・ユナイテッドのロイ・キーン氏は、イングランド代表の2選手を名指し批判した。

 14日に行われたW杯3位決定戦でイングランド代表はベルギー代表と対戦。開始早々にDFトーマス・ムニエに先制点を許したイングランド代表はゴールを目指すも1点が遠い。そして、82分にMFエデン・アザールに決定的な2点目を奪われて万事休す。このまま0-2で敗れて4位で大会を終えた。

『ITV』の解説者としてこの試合について語ったキーン氏は、それぞれ失点に絡んだDFダニー・ローズとDFフィル・ジョーンズの2選手に苦言。「毎週同じミスをしているのだから彼らはこれからも変わらない。彼らとはローズとジョーンズだ」と語った。

 それぞれトッテナムとマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、イングランド代表の常連でもある両選手だが、キーン氏から見ると“守ることが得意ではなく、良いディフェンダーではない”選手に映るようだ。さらに「彼らは最高のコーチの下で練習している。だが、コーチ陣が彼らを変えることができなければ同じ過ちをこれからも繰り返し、大きな代償を払い続けることになるはずだ」と黙っていられない様子で批判を続けた。

 中でも、キーン氏が気になったのは先制点の場面でのローズの守備。わずか4分にいとも簡単に裏を取られた同選手に対して「ずさんで、怠慢なディフェンスだ。本当に怠慢だ」と一蹴。そして「彼のところは穴だ」と試合の流れが決まってしまった早々の失点に絡んだローズへの不満を口にした。

 今大会は開幕前の予想を覆してベスト4進出と好成績を残したイングランド代表だが、2年後の欧州選手権や4年後のW杯で更なる高みを目指すにはディフェンスの改善が急務のようだ。

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