スペイン代表は11日にワールドカップ欧州予選、アウェーでのギリシャ戦に臨む。前日会見に出席したルイス・エンリケ監督は、いつも以上のプレッシャーを感じることなく、前向きに試合を迎える必要性を説いた。

　欧州予選グループBで、首位スウェーデンと勝ち点2差で2位につけるスペイン。14日のスウェーデンとの直接対決を前に、このギリシャ戦でも絶対に勝利が必要となる。

　もし敗れれば大惨事にもなりかねないが、プレッシャーがあるかを問われたルイス・エンリケ監督は、次のように返答している。

「楽観的にならなければ、勝つことを考えなくてはだめだよ。それがポジティブなエネルギーを生むのだから。私はハッピーだし、ポジティブだよ」

「しかし、君たちはプレッシャーばかりを気にしているね。プレッシャーは歓迎すべきものだ。問題が起こるのは、プレッシャーのないチームにいるときなんだよ。プレシャーがなければ、このチームはスペイン代表になり得ないだろう」

　また、同グループのW杯出場の本命がスウェーデンとスペインのどちらかと問われると、こう発言してる。　

「どちらでもいい。私たちの目標は残りの2試合に勝利することだ」

「スペインは各試合で勝つことを義務付けられている。私たちは自分たちの武器でもって勝たなくてはならないんだ。勝利を果たすためのプレッシャーは、いつだって存在しているよ」