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ナセル・アル・カテル氏「2022年W杯後、カタールに対する認識が変わるだろう」

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1日に開催された抽選会

 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)に向けた抽選会が4月1日にドーハで開催され、各国のグループが決定。本大会に向けた興奮が着実に高まっている。

 そして、2022年W杯のCEOを務めるナセル・アル・カテル氏は、グループとノックアウトラウンドの道のりが決定する抽選会前、心待ちにしている様子で語っていた。

「今の街の様子を見ていると分かる。4月1日の抽選会に向けて、人々がエキサイトしているんだ。各ナショナルチームの代表者も続々と到着して、大きな興奮に包まれている。これだって人々がW杯に抱いている期待の氷山の一角に過ぎない」

「W杯まで何日が残されているか確認することは好きじゃない。私たちにはやるべきことが多く残されており、それでも順調に進んでいることを皆さんに保証したい」

 世界中からファンが押し寄せるであろうカタール。W杯は自国を知ってもらう絶好の機会だと、アル・カテル氏は考えている。また、デリバリー&レガシー最高委員会(SC)の幹部は、W杯後にカタールに対する世界の評価が良い方に変わると感じている。

「私はそう信じている。この地域に対する認識には少し偏りがある。人々がこの国を訪れた時、そういった認識も変わっていくと確信している」

 また、アル・カテル氏はW杯が開催される11月から12月にかけて、ヨーロッパの寒い国から来たファンであってもカタールを満喫できると確信。カタールには、世界中のファンをもてなすことができるものがたくさんあると感じているようだ。

「特に西欧や北欧の寒い国から初めて訪れるファンには、11月、12月の気候を楽しんでもらえると思う。素敵なビーチや美味しい食事、たくさんのエンターテイメントなど、カタールによるさまざまなおもてなしを楽しんでいただけると思う」

 さらに、アル・カテル氏はカタールが安全な国で、W杯の期間中にあらゆる背景を持つファンを歓迎すると強調した。

「多くの不安があることは承知しているが、それは杞憂だ。カタールは中東で最も安全な国であり、世界でも2番目に安全な国だ。これには理由がある。私たちは、ファンにここで快適に過ごしてもらいたいと思っているし、すべてのファンを歓迎し、W杯に胸を躍らせている」

●2022W杯カタール大会特集ページ
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