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「僕らの願いは一つ」ウクライナ代表ジンチェンコが涙の訴え

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MFオレクサンドル・ジンチェンコが涙の訴え

 マンチェスター・シティのウクライナ代表MFオレクサンドル・ジンチェンコがカタールW杯欧州予選プレーオフを前に、涙を流しながら戦争終結を訴えた。イギリス『BBC』が報じている。

 ウクライナは1日に敵地でスコットランドとのプレーオフ準決勝に臨む。当初は3月に開催される予定だったが、ロシアのウクライナ侵攻で延期。ウクライナにとっては、侵攻が開始されてから初めてのゲームとなる。

 ジンチェンコは同試合に向けた会見で感極まりながら「僕らの願いは一つ、この戦争を止めることだ」と話し、戦禍に見舞われた母国やW杯への思いを語った。

「サッカーやチームに関して言えば、僕らには僕らの夢がある。W杯に行きたいし、ウクライナの人たちにこの上ない感動を与えたい」

「多くの国が、今日はウクライナだけど、明日は自分たちかもしれない、ということを理解していないかもしれない」

「だからこそ僕らは団結し、侵略を完全に打ち負かす必要がある」

「ウクライナ全土が僕らを見守ってくれるだろう。みんなに応援されているのを実感している」

「話すことはいろいろあるけど、全てはフィールドで証明する必要がある。国民を幸せにし、誇りに思わせるように努力していく」

 ウクライナはスコットランド戦で勝つと、5日のプレーオフ決勝でウェールズとアウェーで対決。勝利すれば4大会ぶり2度目の出場権獲得となる。

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