フランス代表GKウーゴ・ロリスは、トッテナムのチームメイトであるイングランド代表FWハリー・ケインについて語った。

　10日のカタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝で対戦したフランスとイングランド。78分のFWオリビエ・ジルーのゴールが最終的に決勝点になったが、この直後にはイングランドがPKを獲得する。しかし、この試合ですでに1本PKを成功させていたケインのシュートはバーを越えて失敗となり、そのままフランスが2-1でイングランドを下した。

　トッテナムで9年間にわたってともにプレーするケインが試合の勝敗を決するPKを失敗したことについて、この時にゴールマウスを守っていたフランスの守護神で主将のロリスは、13日のプレスカンファレンスでコメントした。

「詳細を話す必要はないけど、試合後に僕たちはメッセージを送り合った。でも、試合直後のドレッシングルームで言葉を見つけることは簡単ではなかった。彼には時間が必要だと思ったし、イングランド代表チームとハリーにとってとても難しい時間だった。でも、彼はこのW杯期間中に代表チームのためにやったことに胸を張れると思う」

「フットボールの歴史の中で、たくさんの偉大な選手たちが重要なペナルティを外してきた。リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウド、キリアン・エンバペのような選手たちも失敗している。ハリーが顔を挙げて、トッテナムと代表チームで輝き続けることに何の疑いもない」

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