beacon

[関東大会予選] 決勝でも2発! FW山本航生が5試合連続ゴールで國學院久我山に東京タイトルもたらす!

このエントリーをはてなブックマークに追加

後半16分、國學院久我山高のエースFW山本航生が勝ち越しゴール

[5.6 関東大会東京都予選決勝 國學院久我山高 5-1 東久留米総合高 赤羽スポーツの森公園競技場]

 今回の関東大会予選は5戦連発、計7得点。國學院久我山高のエースFW山本航生(3年)は決勝でも2得点をマークし、チームを優勝へ導いた。

 前半は立ち上がりから決定機に絡んだものの、タイミングを合わせることができずに無得点。前線でボールロストもあって、前半は不満の内容だった。チームも0-1で40分間を終了。それでも、「ゴール前でゴール決めるためにどうするのか常に考えながら動くようにしている」というストライカーは後半にゴールをもたらす。

 まずは2分、右サイドのMF大窟陽平(2年)が1タッチで中央へ折り返すと、山本はコントロールから右足で豪快にゴール。さらに16分にはMF田中琢人(2年)のシュートのこぼれ球を左足でゴールに押し込んだ。

 いずれもDFより速く“危険なゾーン”へ飛び込んだことで生まれたゴール。同点、勝ち越しのゴールを決めてチームを勝たせたFWは「ああいうところへ走り込んで、点獲ってやろうみたいな気持ちを出せているのが、今獲れている要因かなと思います」と微笑んでいた。

 ただし、今回の関東大会予選では結果を出したが、インターハイ予選でも結果を出せるとは限らない。「今、獲れているんですけれども、より大事な大会で獲らないと意味がないと思っているので、そこ(インターハイ予選)のプレッシャーは関東よりもかかると思うし、周りの注目した中でという中でのプレーになると思うんですけれども、その中で点を獲り続けることができたら良いかなと思います」と力を込めた。“強い久我山”を最前線で牽引するストライカーが、点を獲るための術をさらに迎えてインターハイ予選でもゴールを奪う。

(取材・文 吉田太郎)

TOP