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[関東Rookie League]日体大柏が粘る暁星を突き放し、3-1で開幕白星

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日体大柏高の187cmGK早川ウワブライトは後半途中まで出場し、無失点

[4.23 関東Rookie LeagueBリーグ第1節 日体大柏高 3-1 暁星高 時之栖裾野G]

 関東・静岡の強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2022関東 Rookie League」が23日に開幕し、Bリーグの日体大柏高(千葉)対暁星高(東京)戦は、3-1で日体大柏が勝った。

 日体大柏は前半45分、FW石井僚がPA右角付近から右足FKを逆サイドのゴールネットへ突き刺して先制点。攻める展開の中でようやくリードを奪った日体大柏は後半も分厚い攻撃を続ける。
 
 8分、MF高野陸のアシストからFW吉村友佑が追加点。さらに、退場者を出した暁星に対して圧力を強め、MF加藤大雅の展開からアタッカー陣が仕掛けを繰り返す。そして26分、左SB齋隼輔の右足ミドルをMF城間嶺輝がコースを変える形で3点目を奪った。

 暁星もCB、ボランチを務めた太田有哉主将やFW荒井悟史が推進力ある動きでボールを前進させる。日体大柏は注目株の187cmGK早川ウワブライト中心にゴール前で堅く、暁星はなかなかゴールを挙げることができなかった

 それでも、ピッチサイドの先発GK石山健太らチームメートの声も後押しに、右SB大江秀憲のスーパークリアや左SB橋口文太のシュートブロック、GK飯尾柊哉の懸命なシュートセーブなどで必死に食い下がる。そして、45+3分、左ロングスローをニアでそらし、MF稲津連太郎が左足でゴール。敗れたものの、一矢報いた。

 3-1で開幕勝利を飾った日体大柏の石井は「もう少し落ち着いて自分たちでボールを握れたというのがあります」と反省。そして、「みんな個々の能力は高いと思いますし、CBもFWもレベル高いと思います。(この3年間の目標は)市船、流経破って絶対に全国へ行きたいです」と目標を掲げた。

(取材・文 吉田太郎)
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