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[MOM3810]日体大柏FW石井僚(1年)_“弾丸”FKで先制点

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日体大柏高FW石井僚は直接FKで貴重な先制点

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.23 関東Rookie LeagueBリーグ第1節 日体大柏高 3-1 暁星高 時之栖裾野G]

 狙い通りの一撃で日体大柏高に先制点をもたらした。前半45分、日体大柏はFW石井僚(1年=柏レイソルU-15)が右足FKで先制点。PA右角付近から「ファー狙っていてファーへ撃ちました。“弾丸”打てば壁の人に当たって入るかもしれない」という強烈な右足FKを左下隅へ突き刺した。

 チームのファーストゴールを決めた石井だが、「そんな良くなかったです。思った通りのプレーができなかったです」と振り返る。前線からのハイプレスやDF背後への抜け出しなど馬力を活かした動きが特長。だが、押し込む展開の中でなかなか持ち味が出せず、課題のボールを収める部分についても反省していた。

 ただし、日常の練習で成長を実感している。相互支援契約を結ぶ柏から日体大柏へ派遣されている菅沼実コーチは、J1でシーズン二桁得点も記録している名手。「(175cmの)僕と身長同じくらいで今教えてもらっていて。僕と同じで収める感じじゃないんですけれども、マークの外し方とか細かく教えて下さったり、凄く参考になっています」という。

 菅沼コーチや、小学生時代に指導を受けて、日体大柏進学のきっかけとなった根引謙介監督をはじめとしたコーチ陣から吸収し続けること。そして、ルーキーリーグ得点王、また「1年目からAチームに関わっていきたいです」という今年の目標を実現する。

(取材・文 吉田太郎)
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