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流経大柏の185cmCB塩川桜道がヘディング弾。U-17日本高校選抜候補に先制点もたらし、無失点にも貢献

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1本目10分、U-17日本高校選抜候補CB塩川桜道(流通経済大柏高2年)が先制点を喜ぶ

[1.21 練習試合 U-17日本高校選抜候補 2-2 流通経済大 時之栖裾野G]

 U-17日本高校選抜候補CB塩川桜道(流通経済大柏高2年)が先制ゴールを叩き出した。1本目10分、MF芝田玲(青森山田高2年)の左CKをニアで合わせて大学生からゴール。185cmの大型DFは「中入れても(大学生は)デカいので、絶対にニア入れた方が良いなと自分でも思っていて、ニア走ったら玲が上げてくれたので良かったです。ヘディングは得意としていかないといけない。点取れたのは良かった」と微笑んだ。

 流経大柏では現在、アンカーのポジションを担当。中盤の底の位置で幅広く守ることを「徹底して、その上で攻撃に係わっていければ良いと意識している」という。今回はCBとしての選出。だが、終盤に抜け出しかけた相手からインターセプトするなど無失点に貢献した。

「(CBは)久しぶりだったんですけれども、無失点で抑えられたので最低限のところはできた。自分としては出れればどっちでも良いけれど、アンカーでやらせてもらっていた分、CBになった時にビルドアップで余裕ができたのはある。CBとアンカー、どっちももっとできればと思います」

 新生・流経大柏の中心選手は、U-17日本高校選抜の活動に「高校サッカーの代表なので、選ばれたらしっかり責任とか持ってやりたいですし、チームの代表でもあるので恥じないプレーをしていきたい」という意欲を持って臨んでいる。

 昨年は流経大柏の先輩DF都築駿太(3年)がU-17日本高校選抜での活躍をU-18日本代表入りに繋げている。また、U-17日本高校選抜からプロ入りを果たした選手も多数。課題だった波がなくなり、少しずつ自信をつけている塩川は、まず目の前のチャンスを活かしてU-17日本高校選抜入りへのアピールをするだけだ。そして、経験を今後の活躍、「本気で狙っている」という高校日本一に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
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