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「神の手」「まじで凄い」「記録どうなる」青森山田の“ほぼ”直接ロングスロー弾が話題に

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DF小沼蒼珠がロングスローで同点弾を導いた

 青森山田高は24日に高円宮杯プレミアリーグEAST第15節・流通経済大柏高戦を行い、2点のビハインドをひっくり返して3-2で勝利した。首位浮上となる重要な勝ち点3獲得に繋がった後半35分の得点が話題となっている。

 アウェーで2点を先行される苦しい展開となった青森山田だが、後半29分にDF小泉佳絃(3年)が得点して攻勢を強める。すると同35分、右サイドからのスローインを獲得するとDF小沼蒼珠(2年)が得意のロングスローで魅せた。距離のあるところから投げ込まれたボールは一直線にゴールへ向かうと、GK土佐昂清(3年)の手をかすめてそのままゴールネットを揺らし、同点ゴールとなった。

 青森山田はロングスローからのチャンスメイクが大きな武器だと知られているが、このような形での得点は滅多に見られないもの。競技規則ではスローインが直接ゴールに入った場合、得点は認められずゴールキックでの再開となっているが、今回は村田裕紀主審がGKの手に触れてから入ったと見極めたため正しく得点にカウントされた。

 もっともゴール前は混戦状態だったため、土佐があえて触れずに見送ることは現実的に難しい状況。小沼が絶妙な場所に投げ込んだことで生まれた“スーパーゴール”にファンからは「この状況じゃGKは触らざるをえない」「まじで凄い」「記録どうなるの?」「神の手か」といったコメントが寄せられている。なお、公式記録は小沼の得点ではなくオウンゴールとなっている。



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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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