[3.27 横浜FMカップU-17大会 G大阪ユース5-2大津高 みなとみらいスポーツパーク]

　「2012 第4回横浜F・マリノスカップU-17」は最終日の27日、順位決定戦を行い、ガンバ大阪ユース(大阪)対大津高(熊本)の5位決定戦はFW出岡大輝(新3年)のハットトリックの活躍などG大阪ユースが5-2で勝った。

　G大阪ユースが攻撃力で大津を押し切った。試合開始直後の2分、右サイド・出岡からのラストパスを左中間で受けたMF徳永裕大(新3年)が先制ゴール。大津は6分にエースMF豊川雄太(新3年)が直接FKを鮮やかに決めて同点に追いついたものの、G大阪は12分、右サイドからのラストパスを出岡が押し込んで勝ち越した。その後もアタッキングサードから新1年生の10番MF井手口陽介らのドリブルとワンツーで強引に切り崩してくるG大阪。力ある攻撃を大津はミスもあって止めることができず。G大阪は出岡とFW薮内健人がPAで強引に仕掛けて加点するなど4-1で折り返した。

　G大阪は後半にも出岡が1点を追加してハットトリックを達成。前日、横浜FMユースを撃破している大津も豊川が追撃ゴールを決めたが、反撃もここまで。今年、プレミアリーグ昇格を目指すG大阪ユースが、J注目のCB植田直通主将(新3年)擁するプリンスリーグ九州王者を撃破した。

[写真]新1年生ながら名門の10番を背負う井手口らG大阪ユースが5発快勝
(取材・文　吉田太郎)