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[国内杯]ハーフナー欠場のフィテッセ、公式戦10試合ぶりの黒星を喫し敗退

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[12.18 オランダ国内杯4回戦 ローダ3-1フィテッセ]

 オランダ国内杯は18日、各地で4回戦を行い、FWハーフナー・マイクの所属するフィテッセは敵地でローダと対戦し、1-3で敗れた。ハーフナーは公式戦3試合の出場停止のため欠場。チームは公式戦10試合ぶりの黒星を喫し、準々決勝進出とはならなかった。

 試合はこう着した状態が続いた。フィテッセはサイド攻撃でゴールに迫るが中央にハーフナーのような明確なターゲットがいないため、クロスを上げずにパスワークで相手の守備を崩そうとする。しかし、単調な攻撃となってしまい、なかなかシュートまで持ち込むことができず、0-0で前半を終えた。

 直近のリーグ戦5試合で18得点を挙げているフィテッセ。自慢の攻撃力はなりを潜め、攻め込まれる時間が続くと後半21分に先制点を許した。それでも同31分、ゴール正面でボールを受けたFWギオルギ・チャントゥリアが左サイドをオーバーラップしてきたDFパトリック・ファン・アーノルトにスルーパス。これを冷静に左足でゴールに流し込み、試合を振り出しに戻した。

 同点に追いついた勢いのまま攻め込むフィテッセだったが、攻撃を焦るあまり守備が甘くなり、後半38分に勝ち越しを許してしまう。アディショナルタイムのセットプレーのチャンスには、GKピート・フェルトハイゼンもゴール前に上がったが得点を奪えず、逆にカウンターから無人のゴールに流し込まれ、失点。1-3でフィテッセは4回戦敗退となってしまった。


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