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“降格ダービー”はG大阪が町田を逆転で下し8強進出

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[12.15 天皇杯4回戦 G大阪3-2町田 万博]

 第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会の4回戦が15日、各地で行われた。万博記念競技場では来季のJ2降格が決定したガンバ大阪と来季JFL降格が決定したFC町田ゼルビアが対戦。試合はG大阪が3-2で勝利し、8強進出を決めた。

 前半27分、町田はFW平本一樹が倒されて得たPKをMF北井佑季が落ち着いて沈め、先制に成功する。だがG大阪も同38分、MF明神智和のスルーパスに反応したMF倉田秋がゴールに流し込み、すかさず同点に追いつく。

 後半も点の取り合いとなる。11分、MF鈴木崇文が左足を一閃。豪快なミドルシュートを突き刺し、町田が勝ち越しに成功するが、G大阪もCKの流れからDF岩下敬輔が押し込み、またしても試合は振り出しに。

 一進一退の攻防は終盤G大阪が地力の差を見せる。後半34分、G大阪はゴール前でFKを獲得するとMF遠藤保仁が直接決めて、この試合初めてリードすることに成功。このままリードを守り抜き、3-2で逆転勝利を飾った。

 23日に行われる準々決勝でG大阪は、本日17時から行われるC大阪対清水(長居)の勝者と対戦する。


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