[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 ミズノカップU-18IN熊本2012サバイバルマッチ 香川西2-7三好 熊本総合運動公園陸上競技場]

「愛知のバロテッリを目指します!」。春のミズノカップ王者・香川西のDF陣を切り裂いた三好(愛知)FW中島大地主将(3年)が新たな目標を宣言した。

　香川西戦では前半6分に左中間でボールを受けると、強引な突破で香川西の守備網に穴を開けて左足シュートを叩き込んだ。パワーとスピードで四国を代表するチームのDF陣を上回った中島は、8分にも絶妙なポストプレーで2点目をアシスト。後半には再び貴重なゴールを決めてチームに勝利をもたらした。

　結果にこだわる姿勢は人一倍だ。イタリア代表FWマリオ・バロテッリを憧れの選手に挙げる中島は「自分勝手だけど大事なところで身体を張ったり、シュート力もあって結果を出す。しっかりと結果を出すということはFWとして大事」と言い切る。今後も“愛知のバロテッリ”はこの日のようにゴール・アシストで結果を残していくつもりだ。

　予選大会にあたる「ミズノグローイングカップリーグ IN 黒潮 2012」では怪我で不在だった仲間のために一丸となって勝利を勝ち取った。ベストメンバーで臨む今大会で主将はチームメートの力をしっかりと引き出しながら、より大きな結果にこだわってプレーする。

(文　吉田太郎)

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