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[MOM629]境DF安部勇輝(3年)_“植田クラス”の評価得る大型CB

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.14 ミズノカップU-18IN熊本2012サバイバルマッチ 境2-1桃山学院 熊本総合運動公園陸上競技場]

 一部大学関係者の間ではU-19日本代表CB植田直通(大津)に匹敵するという評価も得ている大型CBだ。境(鳥取)CB安部勇輝(3年)は全国大会の出場歴がないためにまだ全国的な知名度は低いが、185cmの長身を活かしたヘディングと対人での安定した守り、カバーリングの判断力も優れた好選手だ。

 この日はセットプレーから失点したものの、中央で抜群の強さを発揮するなど攻撃力のある桃山学院を1点に抑えて勝利に貢献。本人は「もっとインターセプトを狙える場面があった」と反省していたものの、FWからCBへ転向2年目のDFは「(磯江が)GKの前に良いボールを上げてくれて、走りこんでドンピシャで当たりました」と先制ヘッドを決めるなど攻守両面で存在感を発揮した。

「技術はないので、自分の身体の強さを活かせるのはCBしかない。ここで頑張ります」と誓う安部の憧れの選手は絶妙なタイミングでインターセプトし、ゴールも決める日本代表CB吉田麻也とバルセロナのCBジェラール・ピケ。「ミズノカップでマン・オブ・ザ・マッチに選んでもらったので、もっとチームに貢献できるように頑張る」。期待の大型CBは今大会、そして選手権でその存在をより多くの人たちに知らしめるため、ひとつでも多くの勝利に貢献する。 

(取材・文 吉田太郎)
2012ミズノカップIN高知特設ページ
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