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4位・山形は2点のビハインド追いつき、10人の徳島とドロー

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[9.2 J2第32節 徳島2-2山形 鳴門大塚]

 4位モンテディオ山形は敵地で12位徳島ヴォルティスと対戦し、2-2で引き分けた。前半の内に2失点を喫したものの、後半に必死に追い上げると勝ち点1を手に入れた。前節・町田戦(3-1)に続いての連勝はならなかったものの、4戦負けなし(2勝2分)で勝ち点56に伸ばした。一方の徳島は、前節・鳥取戦(3-0)に続いての連勝はならなかったものの、3戦負けなし(1勝2分)となっている。

 立ち上がり、山形が徳島ゴールを脅かした。開始1分、MFブランキーニョのシュート気味の左クロスはクロスバーを叩く。その後は一進一退の攻防が続いた。すると前半21分に試合は動く。DF那須川将大の左クロスからゴール正面でフリーのFW津田知宏がヘディングシュート。津田の4戦ぶりのゴールで徳島が先制に成功した。

 さらに前半32分には徳島が追加点。左サイドでMF衛藤裕、津田とつなぐ。津田からのパスを那須川がヒールで流すと走り込んできた衛藤がPA左から左足シュート。徳島が2点差に広げ、前半を折り返した。

 追いつきたい山形は後半開始からFW萬代宏樹に代えて、MF廣瀬智靖を投入。後半13分にはMF宮阪政樹がGKの裏をついたミドルシュート。これはGK長谷川徹の好セーブに阻まれた。それでも後半30分に山形が1点を返す。宮阪が左サイドへ大きく展開。ドリブルで仕掛けたDF石川竜也のマイナス気味のクロスからゴール正面の廣瀬が右足ダイレクトでシュートを叩き込んだ。1-2に詰め寄った。

 1点を返した山形は攻勢を増す。すると後半39分、ブランキーニョの右CKからゴール正面のDF西河翔吾がヘディングシュート。これをゴールライン上のFWキム・ジョンミンが手でクリアしたとして、一発退場。1点を追う山形が数的有利に立ち、さらにこのプレーでPKを獲得した。キッカーを務めるのはブランキーニョ。GK長谷川にコースは読まれていたものの、右足シュートをゴール左へ突き刺した。2-2と試合は振り出しに戻る。その後も激しい攻防が続いたがスコアは動かず。2-2で試合は終了し、勝ち点1を分け合った。

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