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試合後、担架で運び出された横浜FM・中澤 「深刻ではない」

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[9.15 J1第25節 横浜FM1-2浦和 日産ス]

 試合終了間際のアクシデントだった。横浜F・マリノスは後半ロスタイム、FW小野裕二の左クロスにジャンプして競り合ったDF中澤佑二が右太腿付近を痛め、ピッチに倒れ込んだ。すぐに立ち上がったものの、プレーを続けることができない。そのまま試合は続き、ピッチにうずくまっていると、直後に試合終了のホイッスル。再び倒れ込んだ中澤は担架に乗せられ、他の選手たちがピッチ中央で整列する中、運び出されていった。

 試合後、中澤は右足を引きずりながらもミックスゾーンに姿を見せ、報道陣の取材に対応した。右太腿から下を指差し、「しびれちゃって、立ち上がれなかった」と説明する表情は落ち着いていた。「ひざをやったとか、筋肉系を痛めたわけじゃない。深刻ではない」。強い打撲のようで、重傷ではないことを強調。「一生懸命治療すれば治ると信じて。ほっといたらやばいらしいので、針を打ったり、電気をやったり、しっかり治療したい」と、早期復帰に意欲を見せていた。

(取材・文 西山紘平)

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