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「チャンスが来るのはわかっていた」、投入直後のサビアのゴールで栃木が徳島下す

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[4.17 J2第9節 徳島0-1栃木SC 鳴門大塚]

 栃木SCが敵地で徳島ヴォルティスを1-0で下した。栃木は6位に浮上。徳島は3連敗で16位に後退した。

 結果的には倍のシュートを放った栃木SCだったが、序盤はもどかしい展開が続いた。5分のFW近藤祐介のポストプレーからMF菊岡拓朗がシュートは徳島GK松井謙弥の好守に阻まれる。同16分のMFクリスティアーノのミドルはわずかに枠を外れ、得点できなかった。

 後半も均衡状態はなかなか破れなかったが、後半25分に投入されたFWサビアが試合の流れを変える。右サイドからMF高木和正がクロスを上げると、FW廣瀬浩二が胸で落とす。MF杉本真がダイレクトボレーで狙うが、GKが横っ飛びで防ぐ、しかしゴール前に詰めていたサビアがこぼれ球を難なく押し込み、試合を動かした。その後、徳島の猛攻をしのいだ栃木が2試合ぶりの勝ち点3を挙げ、6位に浮上した。

 2試合連続の途中出場となったサビアだが、チーム得点王に浮上する今季3ゴール目を突き刺し、チームを勝利に導いた。「チームとしていい試合が出来た。必要だった3ポイントを取れて良かった」と笑顔を見せると、「自分もいい準備が出来ていた。チャンスが来るのはわかっていた。チャンスを生かせて良かった」とゴールを振り返っていた。

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