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徳島が愛媛との四国ダービーを制し4試合ぶり白星

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[4.21 J2第10節 徳島3-2愛媛 鳴門大塚]

 徳島ヴォルティス愛媛FCの四国ダービーは、ホームの徳島が激しい点の取り合いを制し、3-2で競り勝った。徳島は連敗を3で止め、4試合ぶりの白星。2試合連続の無失点で2連勝中だった愛媛は3試合ぶりの黒星を喫した。

 前半は一方的な展開だった。徳島は前半11分、FWアレックスのパスを受けたDF斉藤大介のクロスにFW高崎寛之が合わせ、ゴールネットを揺らすが、オフサイド。それでも同29分にアレックスのCKからDF橋内優也がヘディングシュートで先制点を挙げ、前半を1点リードで折り返した。

 一方の愛媛はMFトミッチが右太腿の違和感を訴え、前半25分に交代。さらにトミッチに代わって入ったMF渡邊一仁も前半39分に右膝を痛めてMF加藤大との交代を余儀なくされた。

 相次ぐアクシデントに見舞われた愛媛に対し、徳島は後半8分、カウンターからアレックスがドリブルで持ち込み、シュート。GK秋元陽太が弾いたボールをFW大崎淳矢が押し込み、2-0とリードを広げた。

 1分後の後半9分、MF東浩史にゴールを決められ、1点差に詰め寄られた徳島だが、後半30分、途中出場のFWドウグラスがPA内で倒され、PKを獲得。これをドウグラスが自ら決め、3-1と再び2点差に広げた。粘る愛媛も後半ロスタイムにゴール前の混戦からDF浦田延尚が意地のゴールを決めたが、反撃もここまで。徳島が3-2で逃げ切り、四国ダービー3連勝を飾った。

 チームの2点目を挙げた大崎は「チームが苦しい状況だったけど、ダービーで勝って勢いを付けられたらいいと思っていた。しっかり勝てて良かった」と連敗ストップを喜び、「ゴールの場面は決めるだけだった。アレックスに感謝したい」と、今季初先発でアシストのアレックスに感謝した。

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