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栃木が北九州を下し3戦連続の完封勝利、暫定3位に浮上

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[4.28 J2第11節 北九州0-2栃木 本城]

 栃木SCは敵地でギラヴァンツ北九州に2-0で勝利し、今季初の3連勝を飾った。2位G大阪と勝ち点1差に迫り、順位も暫定3位に浮上。一方の北九州は2試合連続の無得点で4連敗となった。

 ホームで連敗を止めたい北九州は前半7分、MF鈴木修人がFKをゴール前に放り込むと、飛び出したGK榎本達也はキャッチできず、MF小手川宏基がこぼれ球をシュート。しかし、惜しくもゴール上に外してしまった。

 立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける北九州は前半32分、相手陣内でボールをカットし、MF森村昂太のスルーパスに小手川が反応したが、シュートはGKの正面。同41分には小手川のクロスからFW渡大生がワンタッチでDFをかわし、シュートを放つが、ミートできなかった。

 チャンスをつくりながら1点が遠い北九州。スコアレスで前半を折り返すと、栃木が先に動いた。後半17分にMF三都主アレサンドロ、同25分にFWサビアを投入。すると後半28分、北九州DF渡邉将基が2枚目のイエローカードで退場し、試合の流れは一変した。

 数的優位に立った栃木は後半35分、ゴール正面でFKを獲得。三都主のキックは壁に当たったが、こぼれ球を三都主が再び拾ってFW近藤祐介につなぐと、ダイレクトのクロスにサビアが頭で合わせ、先制点を奪った。さらに試合終了間際の後半45分にはMFクリスティアーノの右クロスをサビアが胸トラップから右足を一閃。ダメ押しの2点目を決めた。

 途中出場で2得点のサビアは今季通算5得点。チームも3試合連続の完封勝利となり、「2ゴールを挙げて勝てたことはうれしいし、チームの順位が上がることもうれしく思う。今日はいいプレーができた、神様にも感謝したい」と喜んでいた。

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