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北九州が後半のセットプレー2本で鳥取に逆転勝利

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[6.22 J2第20節 鳥取2-3北九州 とりスタ]

 ギラヴァンツ北九州は敵地でガイナーレ鳥取を3-2で下した。前節・熊本戦で7得点を奪った北九州。この試合先制点を許す苦しい立ち上がりとなったが、逆転勝利で今季初の2連勝を飾った。鳥取は前節・岐阜戦(3-4)に続いて、先制点を守り抜けず3連敗となった。

 先に試合を動かしたのは鳥取だった。前半19分、ゴール正面でFW住田貴彦のパスを受けたFW永里源気にコースを狙ったシュートを決める。同19分に北九州MF森村昂太をミドルシュートを決められるが、前半ロスタイムにFW久保裕一がゴールを沈め、1点リードして前半を折り返した。

 しかし後半に入り、先に勢いづいたのは北九州だった。4分、左サイドでFKを獲得すると、小手川のクロス気味のキックが誰も触れることのないまま、そのままゴールネットを揺らし同点に追いつく。さらに後半21分にも同じような位置からのFKを獲得すると、今度はこぼれ球をMFアン・ヨンギュが頭で押し込み、逆転に成功した。

 その後はGK武田博行が再三好セーブを見せるなど、1点のリードを守り抜いた北九州。決勝点を挙げたアンは、「ちょうどいいところに自分の前にボールが飛んできた。決勝ゴールになってうれしい」と笑顔を見せた。

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