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「出来すぎかな」、長崎は福岡と0-0ドローも3位折り返し決める

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[6.29 J2第21節 長崎0-0福岡 長崎県立]

 V・ファーレン長崎はホームでアビスパ福岡と対戦し、0-0で引き分けた。2試合連続の無得点に終わった長崎だが、勝ち点を36に伸ばし、前半戦を3位で折り返すことを決めた。

 序盤は長崎がセットプレーからチャンスを作った。しかしサインプレーからMF金久保彩が放ったシュートが右サイドネットに外れるなど、アビスパ福岡守備陣を崩し切るには至らない。前半32分のMF小笠原侑生のミドルがGK神山竜一の好セーブに遭うなど、前半シュート数11-3と圧倒しながらも、スコアは動かすことができず、前半を折り返した。

 後半開始から福岡はDF宮本卓也を下げてFW金森健志を投入し、何とかペースを取り戻そうとする。しかし後半も守勢に回る展開が続いた。後半34分には波状攻撃を食らうが、神山らが体を張ったセーブで防ぐ。さらに同36分にはFW佐藤洸一に強烈ミドルを打たれるが、またも神山が好セーブで弾き出し、ゴールを割らせなかった。

 試合はこのまま0-0のまま終了した。J2は今節で折り返しとなる21節を迎えた。J2初参戦の長崎だが、勝ち点36の3位で折り返すことが確定した。「結果という部分では出来すぎかなと思う」と謙虚に語った高木琢也監督。しかし「1戦1戦いいプレーが出来てきている」と評価した同監督は「ここで終わりではなく、新たなチャレンジをしていきたい」と抱負を語った。

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