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鳥取対熊本の一戦は互いに決め手を欠きスコアレスドロー

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[8.4 J2第27節 鳥取0-0熊本 とりスタ]

 ガイナーレ鳥取ロアッソ熊本の一戦は、0-0のスコアレスドローに終わった。鳥取は5試合勝利なし(4分1敗)と勝ち切れない試合が続き、熊本も2試合連続のドローとなった。

 互いにチャンスを生かし切れなかった。熊本は前半16分に決定機を迎えるが、MF藤本主税のシュートはカバーに入ったDFドゥドゥにクリアされる。決定的なピンチをしのいだ鳥取も前半39分、MF森英次郎のクロスに合わせたMF実信憲明のヘディングがポストを直撃。さらにこぼれ球をつないで最後はドゥドゥがミドルシュートを打ったが、わずかに枠を外れた。

 激しい雨が降りしきる中、鳥取は後半27分、MF田中雄大のFKがDFに当たり、ゴール方向に転がっていくが、GK南雄太が何とか弾き出す。直後の同28分には熊本がMF藏川洋平のクロスから波状攻撃を仕掛け、立て続けに3本のシュートを放ったが、GK小針清允を中心とした鳥取守備陣が体を張って跳ね返した。

 鳥取は後半33分、田中のCKからFW永里源気がゴールネットを揺らすも、その前にファウルがあったとしてノーゴール。両チームともに最後の決め手を欠き、得点を挙げることができないまま勝ち点1を分け合った。


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