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徳島の連勝は6でストップ、松本とスコアレスドロー

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[8.11 J2第28節 松本0-0徳島 松本]

 徳島ヴォルティスはアウェーで松本山雅FCと0-0で引き分け、連勝が6でストップした。クラブ記録の6連勝で昇格プレーオフ圏内の6位にまで上がってきた徳島だったが、7試合ぶりの無得点で勝ち点1を積み上げるにとどまった。

 松本は試合開始早々の前半1分、ロングフィードに反応したFW長沢駿がDFを振り切ってフィニッシュまで持ち込むが、右足のシュートはゴール上へ。同20分にも長沢は積極的にミドルシュートを打ったが、GKにキャッチされた。劣勢の徳島はなかなか決定機をつくれず、前半24分のFWドウグラスの左足ミドルも枠を捉え切れなかった。

 後半3分には相手のミスから松本に決定機があった。MF喜山康平の左クロスをキャッチしようとしたGK松井謙弥がファンブル。長沢は押し込むだけだったが、シュートは枠を外してしまった。0-0のまま進んだ試合は互いに最後の攻め手を欠いた。松本は後半41分、喜山がミドルシュートを狙うもGKがセーブ。徳島も試合終了間際の44分、MFアレックスの左クロスにドウグラスが飛び込んだが、ヘディングシュートは枠を外れた。

 松本の反町康治監督は「主導権を握ってゲームを進めることはできたが、なかなか決定的なチャンスをつくれなかった」と振り返り、徳島の小林伸二監督は「自分たちのリズムじゃないときに我慢はできたが、自分たちがボールを持ったとき、相手にリトリートされたときにどう崩していくのか。そこの判断をもう少し早くできればよかった」と、連勝が止まるスコアレスドローに悔しさを隠さなかった。

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