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岡山が4戦ぶり勝利、東京Vは17歳高木が初先発も7戦ぶり黒星

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[8.18 J2第29節 岡山2-0東京V カンスタ]

 ファジアーノ岡山はホームで東京ヴェルディに2-0で快勝し、4試合ぶりの勝利を飾った。東京Vは今季初の3連勝を逃し、7月3日の京都戦(0-5)以来、7試合ぶりの敗戦となった。

 前半だけで11本のシュートを放ち、東京Vを圧倒した岡山。前半終了間際の42分、DF近藤徹志の左クロスからゴール前混戦の中、こぼれ球をMF澤口雅彦が左足を振り抜く。GK佐藤優也が弾いたボールをDF刀根亮輔がクリアするが、至近距離で澤口が左足に当て、ゴールネットを揺らした。

 1点リードで折り返した岡山は後半に入っても、その勢いのまま攻め込む。すると後半25分、澤口のクロスがPA内でDF石神直哉の腕に当たり、PKを獲得。これをFW押谷祐樹が冷静にゴール左隅に決めた。J2通算100試合出場を自らのゴールで祝った押谷は「僕が決めた試合はあまり勝っていなかった。追加点を取って勝てたのはうれしかった」と白い歯をこぼした。

 東京VはMF鈴木惇とMF飯尾一慶を出場停止で欠き、終始、苦しい試合展開となった。東京Vユース所属の17歳ながら4月にプロ契約を結んだMF高木大輔がプロ初先発で奮闘したが、前後半を通じてシュート4本にとどまるなど、直近5試合で13得点を挙げていた攻撃力が7試合ぶりの無得点に終わり、3連勝はならなかった。


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