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徳島が雷雨遅延の一戦制す、11戦不敗で5位キープ

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[9.1 J2第32節 栃木0-1徳島 栃木グ]

 雷雨によりキックオフが1時間遅れた一戦は、アウェーの徳島ヴォルティス栃木SCに1-0で競り勝ち、2試合ぶりの白星を挙げた。これで11戦負けなし(9勝2分)。昇格プレーオフ圏内となる5位をキープした。

 エースの目の覚めるような一撃で、徳島が貴重な勝ち点3を手にした。前半31分、中盤でボールを持ったFW津田知宏はドリブルで仕掛けると、迷わず右足を一閃。ゴールまで約30mの距離から放ったミドルシュートが豪快にゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

 後半は栃木の反撃に遭ったが、FW近藤祐介の決定的なシュートはDF福元洋平が体を張ってブロックするなどゴールを許さない。試合終了間際にはCKのピンチに津田がゴールライン上でシュートをクリア。チーム一丸となって勝ち点3をもぎ取った。

 前節・京都戦(1-1)も津田のゴールで先制しながら後半アディショナルタイムに追いつかれ、1-1のドローに終わっていた徳島。この日は最後のところで体を張り、1点を死守した。小林伸二監督は「前回のゲームの反省が最後の3分、5分で実った」と力説。「厳しい試合だったけど、こういう試合を大事にして前に進んでいきたい」と、悲願のJ1昇格へ手応えをつかんでいた。


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