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勝ち越しゴールの遠い磐田、甲府とドローでGL敗退

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[5.22 ナビスコ杯第7節 磐田1-1甲府 ヤマハ]

 ナビスコ杯は22日にグループリーグ第7節を行い、ジュビロ磐田ヴァンフォーレ甲府が対戦した。2位の川崎Fと勝ち点1差で3位につける磐田は、前半6分にMF駒野友一のゴールで先制する。しかし、同30分にはFWオルティゴサにナビスコ杯3試合連続のゴールを決められ、同点に追い付かれる。その後もチャンスをつくった磐田だったが、チャンスを生かすことができずに1-1で終了。勝ち点1を重ねた磐田だったが、湘南と引き分けた川崎Fに勝ち点1及ばず、グループリーグで敗退となった。

 試合は早い時間に動く。前半6分、右サイドにボールを展開した磐田は、駒野が右サイドから左足でゴール前にボールを入れる。これがゴールに吸い込まれ、磐田が1-0と先制に成功した。その後も攻め立てる磐田だが、追加点を挙げることはできなかった。

 すると前半30分、CKから、かつて磐田でもプレーしたMFマルキーニョス・パラナにニアサイドでボールに触られると、ファーサイドに流れたボールをオルティゴサに右足ボレーで押し込まれ、試合を振り出しに戻された。

 後半に入っても磐田はチャンスをつくり続ける。左サイドでDF宮崎智彦がMF山田大記にボールをつなぐと、山田がゴール前にクロスを入れる。これをPA内でフリーになっていたFW前田遼一が右足で合わせたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。後半13分にも磐田は左サイドから駒野が蹴ったFKをゴール前でDF藤田義明がヘッドで合わせたが、これも右に逸れて行った。攻め続ける磐田。同23分にも右サイドから駒野が入れたクロスを、FW山崎亮平が合わせたが、クロスバーを越えていく。

 後半39分にも山崎が最終ラインの裏へ送ったボールに、FW阿部吉朗が追いつきシュートを放ったが、GK河田晃兵に阻まれた。多くのチャンスをつくった磐田だったが、2点目を挙げることができずに、惜しくも決勝T進出を逃している。

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