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草津は松本と0-0ドローでクラブワーストの8連敗阻止

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[5.27 J2第16節 草津0-0松本 正田スタ]

 J2第16節の18位・ザスパ草津対15位・松本山雅FC戦はスコアレスドロー。勝ち点1を分け合った。

 クラブワーストタイの7連敗中の草津は何としても不名誉な記録更新を阻止したい一戦。4-4-2システムのGKは北一真で、4バックは右から小柳達司、中村英之、御厨貴文、永田拓也。中盤は松下裕樹と熊林親吾のダブルボランチで右が遠藤敬佑、左サイドが林勇介。小林竜樹と金成勇が2トップに入った。

 一方、直近の5試合で1勝のみとこちらも苦しい戦いの続く松本は、3-6-1システム。GKが野澤洋輔で、飯田真輝、飯尾和也、多々良敦斗の3バック。6人で構成された中盤は小松憲太と喜山康平が底の位置に入り、右サイドが玉林睦実、左サイドが鐡戸裕史、トップ下に弦巻健人と船山貴之が並んだ。1トップは塩沢勝吾が務めた。
 
 船山、鐡戸を起点とした攻撃から小松、多々良のミドルシュートが相手ゴールを襲う松本に対して、草津は前半34分に小柳の右クロスから小林がヘディングシュート。さらに金成勇の絶妙なポストプレーから林が抜け出すなど決定機をつくる。

 ホームで連敗を止めたい草津はハーフタイムに副島博志監督が「後半、点を取りに行きたい。シュートの積極的な部分をもっと出していきたい」と話したとおり、攻撃のギアを上げていく。後半30分からの7分間でMFヘベルチ、MF櫻田和樹、FWリンコンを立て続けに投入。林の強烈な左足シュートのこぼれ球に小林が頭から飛び込み、永田の左クロスからリンコンがヘディングシュートを放った。

 前半の2本から後半6本へ伸ばしたシュート実らず無得点に終わった草津だが、交代出場のMF北村隆二やFW塩沢勝吾のシュートでゴールを狙った松本に得点を許さず8試合ぶりの無失点。守備陣の奮闘で何とか連敗をストップした。

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