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山形は痛恨のオウンゴールで首位陥落…栃木が2戦連続完封勝利

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[7.1 J2第22節 栃木1-0山形 栃木グ]

 首位モンテディオ山形は敵地で12位栃木SCに0-1で敗れ、1節で首位から陥落した。2戦連続無失点中だった山形だが、前半15分にオウンゴールで失点。その後の反撃も1点が遠く、零封負けで3試合ぶりの黒星を喫した。栃木は2試合連続の完封勝利で2連勝。シーズン後半戦初戦を白星で飾り、対山形戦初勝利となった。

 山形は立ち上がりからチャンスをつくった。前半5分、右サイドからのDF石川竜也のFKにDF石井秀典が頭で合わせる。さらに同7分、出場停止明けのFW山崎雅人の横パスからFW中島裕希が右足でミドルシュート。しかし、惜しくもクロスバーを直撃した。

 すると前半15分、思わぬ形でゴールが生まれる。栃木はMF本橋卓巳のスルーパスに反応したFW廣瀬浩二が右サイドから仕掛け、ゴール前にクロス。これが山形DF小林亮のオウンゴールを誘い、栃木が先制した。

 前半、栃木のシュート数はゼロ。オウンゴールでリードを奪い、後半に折り返すと、その後も粘り強いディフェンスで山形の反撃を跳ね返した。栃木は後半6分、左サイドから切れ込んだ廣瀬が右足で狙い、ファーストシュート。追加点は奪えなかったが、守備陣が高い集中力を維持し、山形にチャンスらしいチャンスをつくらせなかった。

 結局、そのまま1-0で逃げ切り勝ち。首位相手に完封勝利を飾り、2戦連続完封となったDF宇佐美宏和は「無失点で抑えられて、気持ちのいい勝ち方ができた」と笑顔を見せ、「後半戦、勝ちで始まったので、これからも全部勝っていけるようにがんばりたい」と意気込んでいた。

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